リモートワークをはじめた理由と、リモートワークの難しさ #remoteadvent

リモートワーク Advent Calendar 2015の2日目を担当させていただきますnaoです。
千葉県に在住しており、肩書きはデザイナーです。
主にWebやiOS/AndroidアプリのUIデザインをしたりなどしています。マークアップもちょっとします。

私について

今現在私はフリーランスという立場で、3つのチームに所属もしくは企業のパートナーとして働いています。
そのどれもがリモートでの対応という契約で、フルタイムではなく週の稼働上限を決め、稼働するという形になっています。契約形態はどれも業務委託です。

フリーランスというスタイルは本当に水物で、「収入が安定しない」「来月の収入が想像できない」という不安が心のどこかにいつもあります。
去年フリーランスになって今年で2年目、どうにか毎月それなりの収入を得てはいますが、スポットの仕事はあまりにも安定しないのと、本当にやりたいことではないことがままありました。
そういった経験を経て、「リモートワーク」でチームに所属するというスタイルに落ち着きました。

大事にしていること

1日目の小室さんが「リモートで働きたい=大事にしているものがある」と書かれていて、たしかに、と思いました。
私が仕事をする上で大事にしていることはふたつです。

  • 一緒に暮らしている彼氏との時間を大事にしたい
  • 誰かの問題解決をするサービスをつくり続けたい

キャリアのはじめからなにかしらのWebサービスに携わっていたので、手を動かすことよりも、サービスをつくったりサービスを育てる仕事がしたい、という気持ちがずっとあります。 画面を通したコミュニケーションのことを考えられる立場でありたい。 けれど同時に、一緒に住んでいる彼氏との時間も大事にしたい。そう、いつも思っています。

去年フリーランス Advent Calendar2014の記事にも書いたのですが、付き合って今年で9年目になる彼がいて、ちょうど1年前くらいに同棲をはじめました。
地元で働く彼と暮らすには、千葉に暮らすのが一番好都合でした。ずっと前はどうにかして彼に都内に出てきてほしいな……と思っていて関係としても膠着状態が続いていたのですが、リモートワークをする、と決めてから生き方の選択肢が増えたなと思っています。

私が所属しているチームの拠点はどこも都内なのので、いざ行こうと思うと1時間〜1時間半くらいかかってしまいます。(地図上ではお隣の県ですが)
「往復で3時間」を毎日続けるのはとても難しい。なので、通勤時間10秒で住むリモートワークは、時間を有効活用できる良い手段でした。

難しいなと思っていること

ただ今年は、サービスをリモートでつくることの難しさも痛感した1年でした。
サービスをつくるということはすなわち、サービス上のコミュニケーションをデザインするということ。

念入りに設計したり画面をつくったりしても、プロトタイプを触ったりテストしてみたら「あれ?」となることもたくさんある世界。あー作り直しするぞ、というときはもちろん、ちょっとした触り心地を調整するときにも、チーム内でのコミュニケーションが必要不可欠です。

そういった密なコミュニケーションが必要な現場において、その場にいないことでやりづらさを感じさせてしまったり、「しばらく現場にきてほしい」と打診されたことも少なくないです。
隣にいれば一声かければ済むのに、リモートワークしている人相手には「チャットに文字をがんばって打って、送信ボタンを打って、レスポンスを待って……」って時間的なコストも精神的なコストもかかります。
サービス上では常にワンクリックを減らすコミュニケーションのことを考えているのに、チームの中にいる人に対してのコミュニケーション負荷は高い……というのが微妙、というのは本当にそうだなと。

いま所属しているチームでは、きりの良いタイミングで直接顔を見て打ち合わせをする機会を持ったり、デザインまわりの細かい調整などはビデオチャットで1〜2時間画面共有しながら作業する、などをしています。
メインのコミュニケーションは大抵Slackかチャットワークなのですが、声でのコミュニケーションや、実際に顔を見たり、画面を見るのとだとインパクトが全然違います。

どうコミュニケーションをとるにしてもやっぱり相手方の理解とある意味の余裕が必要になるので、そのあたりをちゃんと意識合わせしないといけない、と常々感じています。
実際に現場にいて隣で作業していたほうが、コミュニケーションをとりやすいし進捗もわかりやすい。それはゆるぎのない事実だと思いつつ、そうでなくとも幸せに働ける、大事なことを大事にできる環境を模索できたらいいなと思っています。

おわりに

リモートワークでサービスを育てる仕事をするのは、コミュニケーションが大事だし、隣にいるよりも更に強い信頼関係をつくらないといけない、と常々感じます。
11月から新しく契約したパートナーもいるということで、お仕事でかかわる全ての方々と、これからも良い形で信頼関を係つくっていけたらいいなあと思いつつ〆ます。これからも引き続きよろしくお願いします。