UXからはじまるサービスの作り方

8/1に「アプリのデザインと🍣」というデザイナー向け寿司会に参加してきました。
当日の様子はこちら。@takejuneさんはじめ、Fablicのみなさまありがとうございました!

当日はLTが熱かったり、個人的に憧れていたデザイナーさんに会えたりで非常に刺激的な夜でした。
そのなかで、特に考えさせられることが多かったLTの内容と自分が考えたことについてまとめます。

アプリが先か、UXが先か

@suzukisan_さんのLT「アプリが先か、UXが先か」に対するツイート。

アプリか、Webか。つくりたいサービスはどの媒体で世にでるべきなのか。
たとえばLTのときに話に挙がった「出前を届けるサービスなら住所の入力はPCで出来たほうが楽なのでは」など。
サービスのUXに合わせて、どの手段でつくるか。キックオフ時の「そもそも」を考えさせられるLTでした。

「どうつくるか」を考えない

とはいえ、実際のキックオフ時には、最初から「どうやってつくるか」を検討する機会がない場合もあると思います。
たとえばWebを得意としている会社が「得意だから」という理由で、Webでつくる以外の選択肢を考えられない、という話はよく聞きます。

サービスをつくるということはすなわちビジネスであり、サービスを使うユーザーやクライアントのことを考えると「スピード感を持ってつくりたい」という流れになるのは至極当然です。
コストを削ぎスムーズにローンチまで持っていく上で「得意、慣れている」という手段を迷わず選ぶのには一理あるとも思います。

でも、本当にそれでいいのか?

「得意、慣れている」という選択からつくりはじめたサービスが、結果的にユーザーが望むものになったのであれば万万歳です。 でも実際はそうならないことも多く……出来上がってみてから細かいところの矛盾に気がついてしまった、なんてことはよくあります。

たとえば、現在地から近くにあるお店を探すサービスをWebでつくったけれども、マップを見るのであればブラウザよりのアプリほうが良いのでは、など。
この例はかなり致命的ではありますが。そうでなくとも細かいところの矛盾が発生した結果、修正地獄になったり、最悪の場合サービスの開発自体ふりだしに戻ったりすることも少なくありません。

プロトタイプを作ってみる

UXまわりの矛盾を早めのタイミングでなくすには、プロトタイピングがよいのではと思います。

プロトタイプとは

見た目はワイヤーフレームのようなものですが、UI設計や機能、アニメーションなども実装した試作品のことを指します。
ワイヤーフレームと違って実際に触って確認することができるので、早い段階でサービスの細かいところまで理解することが可能です。
最近はプロトタイピングツールも充実してきていて、簡単にプロトタイプをつくって確認することもできるようになりました。

ペーパープロトタイピングだとPOPが有名どころかなと思います(私もよく使っています)。
あと日本製だとGoodpatchさんのprottも気になっています。こちらは今度使ってみたい。

こういった方法で、ひと通り遷移や挙動を洗ってみたあとに「どうつくるか」を検討するのも遅くはなさそうです。
「アプリ向き」「Web向き」のUIもあると思うので、「どうつくるか」を決めたあとにも更にプロトタイピングを重ねると良いかもしれないですね。

サービスのフローを理解し、UXに合わせた手段を選択する。それが結果的に、ユーザーのベネフィットを上げるサービスの作り方なのでは、と思いました。