アプリのユーザビリティテストにUXマップを使ってみた

アプリのユーザビリティテストをしたときに、UXマップを使ったら良い感じだったという話。

今回はリリース前のアプリの話。全体のUIモックが出来てきたタイミングでユーザビリティテストを何人かの知人にお願いしました。   アプリにログインするところから、ゴールのところまで触ってもらって、意見を聞いてみる。
ここまでは普通のユーザビリティテストなのですが、そのあとにUXマップでの記入をお願いしてみることにしました。

やったこと

準備したもの
こんなかんじで用意しました。
(作り途中のアプリなので画面を隠してます。雰囲気だけでも伝わればと…)

手順としては、

  • まずユーザーの行動を並べる
  • それに紐づくアプリ上のタッチポイントをキャプチャで並べる
  • 「理想的UX」として、自分がユーザーの感情をプロットしていく

というあたり上記の画像のような感じで準備します。

その後、

  • UIモックのユーザビリティテスト後、ユーザーに「現実的UX」を書いてもらう

という流れです。

現実的UXを記入後
現実的UXを記入後

何度か上記のテストを繰り返して、最終的にまとまったもの。
最初にテストしたときはもっとテンションが下がるポイントが大きくて、何度かUIモックを修正して、この形になりました。

声
インタビュー後、マップに詳細な「気持ち」をまとめておく

実際にやってみて

実際に記入してもらうとき、最初に深く理由を考えず感情をプロットしてもらい、その後、テンションに動きがあった部分をみながらはじめてインタビューする、という流れで行いました。
テスト中に「この条件において」テンションが下がるという意見があったり。
(たとえば、良い感じのお店だな、と思って詳細画面にきたけれど、そのお店が家から遠すぎる……ガッカリ など)

また、理想的UXをプロットしていくときに、自分が考えたゴールまでのストーリーを客観的に見つめなおすことができるなと思いました。
「ここはちょっと微妙かも…」と、うっすら思っていた部分が、案の定ユーザビリティテストでコケたり。
実際に書いてみてもらうことで、自分の理想との差も思った以上に感じた…
ペルソナを想像して作ってみるだけでなく、実際に書いてみるところまでやってみて得ることが多いなーと思いました。

あと、普段「なんとなく」やっているアプリの操作中に感じたことを、ユーザーに言語化してもらうのはとても難しい。
最初は無意識下にある感情をプロットしてもらって、その後に率直な感想を教えてもらったほうが、より精度が高いテストにできるなー、と感じました。
また、問題がありそうなポイントの問題点を可視化することで、その後のアプリのユーザーストーリーを考える良い資料になったと思います。

参考

参考にしたのは、このふたつです。

Uxマップを使ったサービス改善 from Keisuke Tsukayoshi

UX design is strategic framework

とくに、前者のスライドはかなりわかりやすくて、このやり方をほぼ真似しました。
以前Pathのエントリを読んだ時は、ユーザーの感情を「誰が・どう」表現するのかがわからず「?」で終わってしまっていたのですが、このスライドを見て「理想的」「現実的」としてプロットしていけばよいのか、とすっと納得することが出来たように思います。
このスライドが公開されたイベントの「ユーザーファーストな勉強会 Think User First – Cookpad × Fablic」にも実際行ってきましたが、かなり参考になることが多かったです!

まとめ

UIモック作成後色々課題が出てきたのでまだまだやることは多いですが…!
こんな感じでじわじわとアプリをつくっていってます。